熱中症患者が急増!今年はまだまだ暑くなる
毎日暑いですね。
こちらは福岡県の中部あたり。
最近の集中豪雨から車で20分程度のところ。
水害ばかりが目にいきがちですが、非常に蒸し暑く、熱中症を警戒しないといけません。
ちなみに今日も雨です。いつやむ事やら...
私は毎日外仕事ですので熱中症対策は毎年行っています。
熱中症は昨年は5万人以上の方が病院へ搬送され、今年も5月から急激に増えています。
熱中症ってひとくくりにされてますが細かく分けると
があります。
初期症状である熱失神は、気温が高い時期での作業やスポーツなど激しい運動をした場合に起こります。
大量の発汗による体内の水分の低下で、脱水症状を起こします。
自覚症状として、唇の痺れ、顔面蒼白、目眩などがあり、少しでも違和感を覚えたら無理をせずに涼しい場所で安静にし、水分を十分にとる必要があります。
熱痙攣は水分は補給しても改善されず、塩分やミネラルが不足した場合に発生します。
熱失神の症状以外に、頭痛や吐き気、腹痛などがあれば熱痙攣と思われます。
ここで注意!体温の上昇が見られず、熱中症と気付かないまま無理をしたり、ただの頭痛だろうとか、腹痛で整腸剤を飲んでおこうとか間違った処置を行うことがありますので、熱中症も頭に入れながら処置を行いましょう。
熱中症対策として塩飴やスポーツドリンクなどを勧めるのはそのためですね。
対策はとっているのに水分や塩分の補給が追いつかず、熱失神や熱痙攣の症状が改善されない状態を熱疲労と呼ばれます。
この状態にまでなれば、体温も上昇し、すぐに熱中症と判断できるでしょう。
しかし、ここまでくると熱射病の一歩手前ですので悪化する前にすぐに病院搬送する事をオススメします。
応急処置としては仰向けの状態で足を心臓より高い位置にします。食塩水やスポーツドリンク。今では店頭にOS1などの経口補水液などもありますから活用しましょう。
熱射病にまでなると体温調整機能が麻痺し、急激な体温の上昇、発汗もなく、おかしな動きなど異常を見つけたらすぐに対処が必要です。
救急車が来る前や搬送中は体に水をかけたり、首すじや脇の下など血管の大きな場所を濡れタオルで冷やす事が有効です。
私自身職場で熱中症を何人も見てきましたが、共通して言えるのは『動けなくなる』という点です。
仕事中やスポーツの際、周りに人がいない場所などは十分に注意しましょう。
動けなくなった状態では声も出せませんし、痙攣して立ち上がることもできません。
周りの第三者の適切な対応が求められます。
事前の対策は自分自身でできますが、起こってしまったら自分でできませんからね。
やはりいかに初期症状の段階で対応できるかが大事です。
もう1点!
家の中や日陰なら安全かというとそうではありません。激しい運動や異常な発汗などをすれば屋内だとしても熱中症の疑いも考えましょう。
年配の方で一人暮らしの方が起こるケースもよく聞きます。
対策としてはやはりこまめな水分、塩分を補給する事。
屋外作業では少し高いですが、空調服なども効果的です。
空調服は高価で難しいのであれば、最近では何度も濡らして使える暑さ対策ならこれがおススメ、CCT冷感タオル
などを活用されてはどうでしょうか?
様々冷感タオルはありますが、ものによっては素材が合わないものがあり、このタオルは検査済みなので安心して使えます。
私も仕事中は首元に巻いて対策をとっています。
やっぱりやるのとやらないのとでは違いますからね。
スポーツする方は夏以外にもオススメします。
まだまだ間に合う熱中症対策!
暑い夏を乗り切ろう!